
A「手早くあたりをのせる場合」
濃口醤油1:酒1:味醂0.8:上白糖 口あたりで
B「じっくり染み込ませしっかり整えたい場合」
水5:濃口醤油1:酒0.8:味醂0.8:上白糖 口あたりで 昆布 適量
1 表面に熱湯をかけうろこと汚れをきっちり取る。
2 味醂以外の調味料を鍋に入れ、ひと煮立ちした所に兜を入れ弱火にする。
3 お玉でマメにアクを取りながら汁を兜に回しかけじっくり煮る。※Aの場合10〜15分位、Bの場合15〜20分位
4 汁が少なくなってきたら味醂を回しかけ、全体に絡め、ひと煮立ちさせる。
・今の時期からこれからにかけ金目鯛は脂がのってきます。
他の比較的淡白な白身ならもう少し水を増やしても良いでしょう。
・荷崩れしやすいので弱火でじっくり焦らず煮込みましょう。
・基本、魚を煮る場合は鰹だしを使うと味が喧嘩するので使いません。
旨味成分は昆布のアミノ酸で十分です。
・味醂は魚の身を固くする成分が入ってるので火を止める直前に回しかけ、照りを出すのがベスト。
・甘味と言う味覚は最も理解しやすい味覚です。
子どもが甘いものを好きなのがお分かりのように。
育った環境や好みを考慮して、(口あたり)としています。
・余った汁は冷すとゼラチン質が凝固するので翌日、熱々のごはんにかけて食べるのもおすすめです。